令和2年8月24日、全国経営協では、加藤勝信厚生労働大臣、衛藤晟一一億総活躍大臣、西村康稔経済再生担当大臣に対し、すべての福祉従事者を新型コロナワクチンの優先接種の対象とするよう、要望書を提出しました。
　新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種については、令和2年8月21日に開催された新型コロナウイルス感染症対策分科会で議論が行われ、診療に当たる医療従事者や、重症化リスクの高い高齢者、基礎疾患を有する者から優先して接種するという案が示されました。
　社会福祉施設の従事者を優先接種の対象とすることについては、現在開発しているワクチンが、重症化予防効果を主としていることなどから、安全性と有効性の両面を考慮し、引き続き検討することとされました。

　福祉従事者は医療従事者と同様に、重症化リスクの高い方々を対象に支援を行っています。また、集団感染が起こりやすい社会福祉施設での感染を防ぐことは、医療の負担を軽減し、ひいては医療崩壊を防ぐことにもつながります。
　そこで、全国経営協では、福祉従事者がエッセンシャルワーカーとして安心して支援に当たることができるよう、そのための環境整備に向けて、引き続きの支援を要望しています。

　要望内容の詳細は下記よりご確認ください。

• （全国経営協）福祉従事者への新型コロナワクチン優先接種にかかる要望