社会福祉法人制度改革により、社会福祉法人の自主性・自律性を前提として、指導監査の効率化・重点化及び明確化を図るため、社会福祉法人の指導監査を行う基準として「社会福祉法人指導監査実施要綱」（平成29年4月27日）が制定されました。

　「指導監査実施要綱」の制定とあわせて、所轄庁の指導が地域により異なる規制や必要以上に厳しい規制（ローカルルール）の是正を図るため、監査の確認事項や指導監査の基準を明確化した「指導監査ガイドライン」が作成されました。このガイドラインは、所轄庁のみならず、私たち社会福祉法人にも周知が図られており、監査内容について所轄庁と社会福祉法人の相互理解を深めることが期待されています。

　全国経営協では、社会福祉法人の自主的・自律的な運営を確立するために、理事会・評議員会の適切な運営や必要な内部規程の整備・運用等の再点検が必要であり、その際には、指導監査ガイドラインをチェックリストとして活用することも効果的な方法と考えています。

　そこで、今般、指導監査ガイドラインの改正（平成30年4月16日）が行われたことを踏まえ、会員法人の皆様に特にご確認いただきたい指導監査の関連資料をハンドブックとしてとりまとめました。

　会員法人の皆様におかれましては、ぜひ本ハンドブックをご高覧いただき、社会福祉法人制度改革の趣旨の再確認と各法人の適切な運営にご活用ください。

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