目的

　改正社会福祉法が平成29 年4月1 日に本格施行され、各法人においては、地域に必要とされる公益法人として事業展開を継続して行っていくことの重要性がこれまで以上に増しています。さらに、昨今の経済動向の変化により、福祉人材の確保がさらに困難な状況となっています。このため、社会福祉法人にはこれまで以上に魅力ある職場環境を構築・整備していくことが求められています。
　また、「働き方改革」の実現に向けた取り組みが各所で行われているなど、労働環境にも変化が起こっておりますが、社会福祉法人においても適切な労務管理を行っていくことが必要です。

　全国経営協は、アクションプラン2020において、福祉人材に対する基本姿勢として、「トータルな人材マネジメントの推進」、「人材の確保に向けた取組の強化」、「人材の定着に向けた取組の強化」、「人材の育成」を掲げており、会員法人に対してそれらの実践を呼びかけています。
　 本講座は、会員法人が経営理念を実現する組織をつくりあげていくために押さえておくべき人事管理・労務管理の考え方やその手法を学んでいただくことを目的に開催いたします。

会場

ホテルJALシティ田町（東京都港区芝浦3-16-18）

受講対象

社会福祉法人の役員ならびに人事・労務の責任者、担当職員等

受講期間・日程

平成29年10月4日（水）～5日（木）

定員

250名

受講料等

会員法人職員　　　18,000円
非会員法人職員　 36,000円
※ともに税込、資料代込、昼食代別

申込締切

平成29年9月8日（金）

内容

【導入】 (1日目／13:00-13:50）
「アクションプラン2020がめざす『トータルな人材マネジメントの実現』とは」
　全国経営協　研修委員長　直井　修一

【講義Ⅰ】 (1日目／14:00-18:00)
「福祉業界における労務管理上の課題と対応」
　HRM-LINKS　Co.,Ltd.　人事コンサルタント（社会保険労務士）　　綱川 晃弘　氏

【講義Ⅱ】 (2日目／9:30-15:00)
「人事管理を支える制度の理解と構築方法」
　HRM-LINKS　Co.,Ltd.　人事コンサルタント（社会保険労務士）　　綱川 晃弘　氏