研修会情報

開催済み

福祉分野における生産性向上セミナー

目的
 「ニッポン一億総活躍プラン」に基づき、制度や分野を超え、地域住民や地域の多様な主体の参画のもと、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく「地域共生社会」の実現が、これからの社会保障・社会福祉の基本理念として掲げられています。

 一方、生産年齢層の減少や高齢化の加速等、外部環境の大きな変化が生じる2025年・2040年においては、福祉人材の確保や、福祉ニーズの多様化・複雑化などの課題が想定されています。

 我々社会福祉法人には、地域共生社会の実現に向け、地域の様々な課題に向き合い、多様な福祉ニーズに的確に対応するとともに、安定的かつ質の高い福祉サービスの提供を継続することが求められています。
 なかでも、福祉サービスの質を確保し向上に努めるには、日々の業務改善等による生産性の向上が必要であり、法人経営において重要なポイントといえます。

 本セミナーでは、各産業分野において生産性向上がすすめられるなか、福祉分野における生産性向上とはなにかを考え、理解するとともに、ワーク等を通して実践的に学びます。また、生産性向上に取り組む“目的”、すなわち“経営ビジョン”や“ありたい姿”を「見える化」し、福祉サービスの質向上に資することを目的に開催します。

※より詳細な「研修会趣旨・目指すもの」について、本ページに掲載予定です。あわせてご覧ください。
会場
TOC有明コンベンションホール4階 WEST 2-5
(東京都江東区有明3-5-7)
受講対象
社会福祉法人の経営者・役員 等
受講期間・日程
令和元年 8月5日(月)~6日(火)
定員
200名
受講料等
会員法人 20,000円  非会員法人 40,000円
※昼食代(2日目)は別途かかります(希望者のみ)
申込締切
7月12日(金)

※ 参加申し込みは、下記インターネットサイトよりご登録ください。
https://www.mwt-mice.com/events/keieikyo190805

※ 全国経営協が主催した過去の研修会においてWEB申し込みをされた方におかれては、登録情報が引き継がれませんので、研修会ごとに再度ご登録いただく必要がありますことご了承ください。
内容
【講師】
総論、第1部
 三宅 邦之 氏 有限会社ハイスピリッツアソシエイツ 代表取締役
          2018年度経営デザイン認証審査員
          2018年度日本経営品質賞審査員
第2部
 桶川 啓二 氏 (公財)日本生産性本部 
          グローバルマネジメントセンター経営開発ユニット 課長

【内容】
◆総論(1日目:13:30~14:00)        
 利用者の方々に質の高いサービスを提供するためには、生産性向上が不可欠です。では、生産性向上に最も重要な要素は何でしょうか?それは“目的”です。
 総論では、生産性とはそもそも何か、なぜ目的が大切なのか、そして、経営デザインの作成と生産性向上のつながりを説明します。

◆第1部 経営デザイン作成(1日目:14:00~17:30、2日目:9:30~12:00)
 経営デザインとは、一言で表すと「これからの経営設計図」です。経営デザインの作成により、自法人の魅力や今後目指したい方向を「見える化」することが可能です。各法人の今後のあるべき姿や目指したい方向性は、生産性向上の目的にも通じます。生産性向上に取り組むにあたり、職員の方々との方向性の共有やコミュニケーションを円滑にするためにも有効なツールについて、ワーク等を交えて理解を深めます。

◆第2部 サービスの質と生産性向上の要点(2日目:13:00~15:00)
 各法人にとって、“サービスの質”は自法人のビジョンを体現するものです。さらに、サービスの質が法人の価値を決めるといっても過言ではありません。
 一方で、質の高いサービスを提供するには、職員の方々がその意欲と能力を十分に発揮できる環境の整備が不可欠です。生産性の高い職場づくりを実現するための要点をお伝えいたします。
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